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ヨタばなし★スターメンバー バックナンバー:vol.38

●インコンビニエンスストア


僕はコンビニ依存症である。気がつけば1日1回、タバコとか牛乳とかを買いに行く。ビデオを借りて帰るときはお菓子とアイスを買って帰る。とにかくよく通い、売上には相当貢献していると思うが、最近はちょっとコンビニがインコンビニエントに感じるときがある。レジで「袋に入れますか?」と聞かれるときがそうである。「お箸入れますか?」とかではない。カップ麺と牛乳1リットルだとか、生茶500ミリリットル3本とタバコ2箱の買い物のときに聞かれるのである。袋がないと持って帰れない。僕は、スーパーマーケットに買い物袋持参で行くのをいい事だと思っているわりについつい忘れてなかなか実践できないタイプである。コンビニに買い物袋を持って行こうなんてなことには考えが及ばない。そしてレジでは身勝手に、袋に入れないでどーやってこれ持って帰れってゆーんだよー、と思うのだ。
ちなみに、その店の方針なのかセブンイレブンの方針なのか一個人の口癖なのか知らないが、この質問をするのはいつも決まって同じ人、爆発系ヘアスタイルのおにいさんである。


●日本語がオカシイ


ずいぶん前に、最近日本語がおかしいとよく言われるけれどそーでもないんじゃないか、というメルマガを書いた。「僕、ピーマン食べれる」は「僕、ピーマン食べられる」より優れているという話だ。今でも僕は【ら抜き】に慣れていないが、【食べれる】肯定派であることにも変わりはない。だがいくつか許せないオカシナ日本語というのもある。例えばWOWOWお友達紹介キャンペーンである。

『WOWOW会員のあなたがお友達を紹介して、そのお友達がWOWOWに入会すると、お友達を紹介いただいた方に、3000円のギフト券を差し上げます』

というものである。この日本語は間違っている、と思う。お友達を紹介いただいた方はWOWOWだからだ。ギフト券はお友達を紹介くださった方にあげた方がいいと思う。なぜ僕が【食べれる】は許せるのに「お友達を紹介いただいた方に、ギフト券を差し上げます」は許せないのか?前者は誤解が生じないのに対して、後者は誤解どころか意味がまったく違ってしまっているからだ。前者は主に若者の言葉だと思うが、後者のコピー(文章)を考えたのはギャルではないと思う。べつにギャルでもいいけれど、部長さんかだれか複数のオトナでチェックしたはずである。オトナになっても素人仕事。気づかないって幸せである。僕の印象では、働き盛りの年代から上、率直に言ってしまうと30代はけっこうまともで、40代あたりから上が非常識世代である。無知でも非常識でも間違っていても、社会が許してくれるのだから甘えていられる。オカシナ日本語の使い手は本当に若者か?なんでも若者のせいにしないでね。


●人はいつになったらまともなビルを建てられるようになるのか


行くとつい時間を忘れて長居してしまう場所というのがある。本屋、CD屋、東急ハンズ、プラモデル屋、パソコン屋などが僕にとってのそれである。これらの中で駅前商店街にないからなかなか行けないのが東急ハンズ。僕の仕事場は千葉県の柏なので、東急ハンズに行こうと思うとはるばる片道1時間以上かけて、渋谷だ新宿だ池袋だ、と出かけていったら長居して結局1日がかりのぐったり長旅になってしまう。それがついに東東京エリアに進出した。これも新しい北千住マルイの7階である。オープン早々にさっそく行ってみた。地下から入れるのを知らなくて、いったん外に出た。その日は風が強かった。確かに強かった。しかーし技術者たちよ、あまりにもビル風を計算できていなかった。まったく歩けない。

足を前に運んでも運んでもいっこうにマルイに着かないよ〜ん。あるよね、そーゆー夢。すごくがんばって歩くか走るかしてるんだけど、体が思うように動かなくて、遅くて遅くて、結局疲れるだけの夢。まさにあの感覚である。台風が来ても、まったく歩けないということはない。ふつーそれはちょっと大袈裟である。
飛ばされそうだった、ふつーそれは女の子が言うことである。見ると周りの人々もまったくマルイに着けずにいた。土地柄に合わせてか、お年寄りや家族連れが利用しやすい、がコンセプトのめずらし系マルイである。女の子なんか真剣に前傾姿勢でふんばったままじりじりと後ろに下がって行っている。これはいくらなんでも設計ミスじゃ・・・。思えば新しいビルができると大抵は後から「ここが設計ミスなのよ〜」という話になる。高層ビル群ができるともれなくその一帯は「このビル風、設計ミスよね〜」ということになるのだ。六本木ヒルズもすごい。
ここのビル風も当然すごいがその話ではない。回転扉もあぶないらしいがその話でもない。ここは、反バリアフリーの精神にのっとって設計した若者専用ビルなのである。年寄りと障害者は来ないで下さい。なにしろ段差が多い。エスカレーターを降りたあたりなんて、よく見てもわからないように造った予想外のスロープがあって若い健常者の僕が転びそうになる。本当に危険がいっぱいの建物だ。
おかげでオープンしたてのころから(今は知らないが)床のあちこちが黄色と黒のトラテープだらけ。かっこわるいところだなぁと思った。さて、人は、一体いつになったらビル風を計算できるようになるのか? 人は、一体いつになったらまともなビルを設計できるようになるのか?

2004/04/21

日刊ヨタばなし★スターメンバー




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