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●引越よもやまばなし
引越のきっかけは、今の物件が更新時期となったことやら金銭的な理由(笑)やらがあるわけだけれど、とにかく引越することを思い立ったわけである。都合よく明け渡しの時期までちょっと時間があったので、時間をかけて物件を探すことにした。
物件探しといえば、まずは「場所をどうするか?」
ここでおもいっきりつまづくことになる。
サラリーマンやってればさ、「会社からそう遠くない場所」とか、「〜沿線で...」と地域を絞っていくことが出来るんだけど、ボクの場合は「オンラインショップの運営が仕事」なわけで、ぶっちゃけてしまえば場所なんて何処でもオッケーなのだ。もっと言っちゃえば、日本にいる理由もない。(実際にはTシャツ販売時の送料のこともあるから一筋縄ではいかないけどね。)この大事なポイントをクリアしなくては物件を見て回ることもできないじゃん。
で、ボクは考えた。「ここはひとつ、消去法でいこう!」
深夜だというのにさっそくスタッフをファミレスに集結させ、「第1回引越ミーティング」のはじまりはじまり。筆記具を忘れたボクはウエイトレスのお姉ちゃんに鉛筆を借り、紙ナプキンをノート代わりに、みんなに意見を求めた。
「引っ越すとしたら何処がいいと思う?」
案の定、とんでもない意見がガンガン出てくる。
「原宿ぅ〜」
「やっぱ渋谷でしょ」
「今でも下北って人気らしいよ!」
「あのさぁ、もうちょっと現実味のある場所にしてくれない? 事務所兼、自宅でもあるわけだし、駐車場の心配だってあるわけだし。」
「じゃあ、どの辺ならいいの?」
「そうだなぁ 家賃は今と変わらないか、ちょっと安いくらいで...」
「え〜!! また埼玉?」
「いや、埼玉じゃなくてもいいけどさ」
「じゃあ、東京にしようよ」
「いいけど、都内じゃ駐車場高いだろー」
「そうすると、やっぱり埼玉か千葉だな。柏なんてどう?」
「柏かぁ。最近駅前の再開発もされたみたいだし、コギャルからは「プチ渋谷」なんて呼ばれてるらしいよ。街に活気はあるでしょー、草加よりいいんじゃない?」
「高島屋のあるところ?」
「そう」
「あ、前にインディーズのイベントやってたよね、あそこで。」
「そうそう。なんか、これからって感じじゃないかな。」
「そーだなぁ。プチ渋谷って呼ばれてるくらいだから充実はしてきたんだろうけどねー、渋谷にはない個性ってものがあるといいねぇ・・・」
「まだ、再開発完了して間もないからこれからでしょ、個性的になるのは。」
「んじゃ、クークズが個性的になるお手伝いをしちゃうなんてどうよ!」
「お手伝い? 駅前の自転車整理でもすんの?」
「あのねー、柏発Tシャツムーブメントを起こすのさ!」
「いきなりでっかくでたなー、こいつ」
「オマエに言われたくないよ。」
「だけどさー、個性的な「街」にするのって行政のやる気の問題でもあるでしょー」
「だよなー。逆に言えば、行政にパワーがありそうならいい街なんじゃないか?」
「そうかもしんないね」
「けど、行政にパワーあるかないかってわかんねぇよ」
「そりゃー、なんてったってIT革命でしょ!」
「もうすぐ、インパクも始まるし!」
「インパクねぇ。そういえば、ここんとこ雑誌にインパクの宣伝始まったの知ってる? 森ちゃん(首相)がマウス握りしめてうすら笑い浮かべてるやつ。」
「内閣改変のおしらせ」とかって森メール出しちゃって?(笑)」
「IT大臣決定したもんな。アイテー、アイテーっていう人に。(笑)」
「とりあえず、柏市のHPでも見てみるかー」
ノートPCのブラウザを起動する...
「パソコン持ってきてるならナプキン、メモにするなよ(笑)」
「うっさい。」
「あ、あったあった。」
「どんな?」
「なんていうか、フツーの。」
「つまんない?」
「たぶん、おもしろおかしくは作らないっしょ、ふつうは。」
「そりゃそうだ。(笑)」
「う〜。ゴミの分別方法が細かいなぁ」
「ウッソ!草加より?」
「つーか、草加って甘いよぉ。ペットボトルも生ゴミも紙ゴミもぜーんぶ可燃ゴミでしょー? 柏が細かいんじゃないって。」
「あのな、ゴミの分別なんて業者にやらせればいいんだよ」
「なんで? 地球環境を考えたら、分別するのは当然だよぉ、非国民〜!(笑)」
「わかってないなー。ゴミの分別を業者にやらせるだろ、業者はそりゃー大変だよね、分別しないと有害ガスとかでちゃうわけだし。だけど、みんなに分別してくださいっていうのはちょっと甘い。不況でしょ、今。バイトでもいいから人雇えばいいじゃん。みんな働き口出来るんだから助かるって」
「…そっかー。そーいう言い方も…」
「しかもさ、ゴミ分別しなくてよくなったらプラスチック用とか可燃ゴミ用とかゴミ袋を分けなくても済むっしょ。分別してゴミを少なくしようっていうのが分別の目的なんだからゴミ捨てるのにゴミ袋を多量に使うのはどうしたもんよ。ゴミ袋だって大切な資源なんじゃないのぉ?そんなに細かく分別させたいんだったら、「ゴミ
袋にはゴミ袋だけを入れて出してください。」くらいのこと、いわなきゃウソでしょー!でもそんなことしたら、何がゴミで何がゴミじゃないのかわかんなくなっちゃうんだ。ゴミであるゴミ袋をお金出して買って、ゴミとして出す…よくいるじゃん、ゴミ捨てらんなくてうちんなかがはてしなーくゴミに近いモノでいっぱいんなっちゃって、家なんだかゴミの山なんだかわかんなくなっちゃったようなとこに住んでてさ、周辺の住民から苦情言われて行政に片づけてもらう人。あの人たちってみんな言うでしょ、「これは、私にとってゴミではない」って。それがゴミであるのかゴミでないのかはその人が決める事だってわかってるからお母ちゃん達はどんな包装紙でもとりあえずしわのばしてとっとこうとするわけだし、ゴミを捨てらんなくて実は困ってる人が多いっちゅーことで「捨てる技術」なんて本がベストセラーにもなるわけだし、大体ゴミを「護美」なんて当て字で書いてみるあたりがもう、ゴミがゴミであるのかゴミでないのかわかんなくなってるわけで、ゴミでないかも知れないモノをゴミとして出すということがゴミを増やしているわけでもあり、そもそもゴミをゴミとして出すことがゴミを減らすことの解決にはならないということをゴミ袋が教えてくれているようなものであるのだから…」
「止まんくなってない?」
「…。」
「で、柏はどうなのよ?」
「いいんじゃん柏も。レイソルのとこでしょ? サッカーよく知らないけど強いの?」
「どうなんだろ。Jリーグも最近ぱっとしないしね。いっそのこと、iリーグとかにしちゃえばいいのに。シースルーの5色のユニフォームとか着て。(笑)」
「サッカー野郎のスケスケ? 見たくないっちゅーの。それにあいつらどーせすぐハダカんなるし。シースルーの意味無いような…」
「じゃ、女子リーグはiリーグってことで。」
「女のコのサポーターはシースルーにしてさぁー、高校野球みたいにスタンドばっか写してさぁー。視聴率アップ。」
「それでしょっ!」
「そういえば、サッカーロトは? 売れてんの?」
「学生購入禁止とかわけわかんないよね。きょうび、カネ持ってんの学生じゃん。」
「青少年に賭博は好ましくないとかゆーやつねー。」
「あれも、あほくさい話だよね。バトルロワイヤル騒動くらいあほらしー。」
「深作さんのかぁ。日本のドンパチ映画だもんねー、当然か。」
「原作面白いんだから、壊さないでほしいけどね。」
「たぶん、全体的にやさしい話になってそうじゃん? 殺し合いの描写がどーとか言って文部省とやりあってるみたいだし。」
「映画でさー、先生の名前、北野って言うんでしょ? あれ、幻滅だよねー」
「それにやっぱ緑のたぬき(武田鉄矢)にやらせるべきでしょー。きんぱっつぁんのイメージ強いからよけいに怖さ倍増じゃないの?」
「演技してないときの武田鉄矢ってちょっとまじこわいじゃん。」
「オヤジ味、濃いよね。人間味っちゅーか、なまなましいよね。」
「あー、わかるわかる。」
「で、行政のやる気は?」
「だからそれはさ、ゴミをね…」
「引越しがぁぁ!」
はたして、クークズ・ハイハットの引越はどうなるのか!?
そして、ゴミ問題は? 行政のやる気は? 引っ越しの費用は誰が出すのか!!
スタッフにも打ちあけていない様々な事柄を引きずったまま次号に続く...
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