|
●応募資格:調整できる人
政治家はなぜ嫌われるのか。
公約を守らないから?
自分たちだけ得をしているから?
政治(家)不信なんてあげればきりがないだろうが、そのまえにちょっと考えてみよう。
まず、政治とは人間集団における秩序の形成と解体をめぐって、人が他者に対して、また他者と共に行う営みであり、主として国家の統治作用を指す。ようするに、「キマリごととか作ってみんなでやっていきましょう」という意味だ。別に仲が良かろうが悪かろうが、幸せだろうが不幸だろうがそんなことは関係がない。
次に、「統治」について考えてみた。
統治とは字のごとくすべてをおさめるという意味である。
人と人が集まり社会を作れば、なんらかの問題が生じるのは必然である。
ここでいう社会とは、利害・目的などに基づいて人為的に作られた集団を指す。
社会を形成するということは「利益」と「損害」の調整をするということである。
ここで導かれる答えは、『すべての人が満足する社会など出来るわけがない』ということである。
だから問題を解決したかのように思わせる仕組みを作ることにする。
たとえば、なるべく多くの人が満足したらOKにしましょうというキマリを作る。
これを可決するための手段が「多数決」による「調整」である。
にもかかわらず、政治の世界ではその「多数決」でさえ、怪しく「調整」されている。
賛成の人ばかりを集めて決を採れば話は早い。
さて、統治機関である国会とは「社会の調整をする機関」だということがわかる。
そこで働く政治家のオシゴトは「調整」以外の何物でもない。
だから、政治に何かを期待しても仕方がない。
「実行する」なんて公約こそ、当てにはならない。
すべての人間は、「調整」によって「利益」を得ることもあれば「損害」被ることもあるのだ。
●だからボクは投票しない
今日は投票日である。
ここんとこ毎日うちの前の狭い道を候補者のおっちゃんの車がデカイ音をたてながら
走り回っている。閑静な(?)住宅街にとっては大迷惑な話。もっと小さい声でやれ。
ボクは投票権を持っている。
けれど、いままで投票所に行ったことはたった1度しかない。
これを、おバカなコメンテーターは「権利を放棄した」とか「最近の若者は政治に関心がない」とか言って説明する。政治に関心があるからこそ、投票しないことで怒りを表現しているほとんどの投票に行かない人々に失礼だろーが!!
かねがね思っていることだが、政治家とは楽な商売である。
中央政権に君臨するじーさんたちの姿を見ていればそれがイタイほどよくわかる。
国会中継を見ていると、じーさんたちは?よく寝ている。かなり下品に叫んでみる。
おともだちとひそひそ話。ちなみに、夜は高級料亭で良からぬ隠密会議。
サラリーマンが会議で寝てばかりいたらどうなる?
みんなが寝ていれば会議は進まないし、1人だけ寝ていれば怒られる。
接待ばかりに明け暮れていたら給料泥棒の称号を授かる。
政治の世界と違って世の中はキビシイのである。
一流の大学でディベートしたりして話すことと聞くことの練習はしたんだろ?
政治家は話し上手である前に聞き上手でなくてはいかんのではないだろうか。
というか、話を聞かないじーさんにボクはホンネを話したいなんて思わない。
小さい頃、おかあさんに「知らない人についていっちゃだめだよ」と言われたではないか。
街頭でわめいているアヤシイじーさんに「私を信じて下さい!」と言われたからといって「はいそうですか」と簡単に首を縦に振ることなんて出来ないだろ。ボクはそんなにおバカじゃない。
選挙演説で「私は国会で寝ません!」という具体案を持ったにーさんが出てきたら1票入れてあげよう。
●ドラマ「政治家のオシゴト」
ある日、芸能人とのつながりのある内閣総理大臣が「芸能人はみんなを楽しませてくれるので税金を免除しましょう」という案を出した。法案は議席数の多い与党の強行採決により国会で可決されたとしよう。
あたりまえだけど、その埋め合わせはみんなを楽しませていないボクたちになる。
で、みんなですごい非難をした。「ボクたちだっておもしろいこと言うぜ!せんだみつおから税金取らないってのは解せないなぁ!」と。
じゃあ...ということでまたキマリが出来た。「せんだみつおからは税金を取る」&「おもしろさ3ランク制を導入して国民の税金を3段階にしましょう」これにはせんだみつおもビックリ。なんでオレだけが!? ということになる。
しかし、せんだみつおが税金を取られたからと言って文句を言うのは彼と彼の家族くらいのものだ。だから、強行される。死ぬ気で働くかわいそうなせんだみつお。
一方のおもしろさ3ランク制度は不評であった。
ある党からは審査基準が曖昧であるとの指摘を受けた。
また別の党は5ランク制にしたらどうかという提案をしてきた。
このころになると朝までNテレビでどこかのおえらい教授が「おもしろさ」について激論をたたかわせる始末。
時同じくして、政治家たちの原稿をまとめる官僚達が「国民全てを評価する時間がない」という当たり前のことに気づいてしまう。けど、いまさら辞めるわけにはいかない。野党の格好の餌食になりたくないから昼夜を問わずランク付けに励んだ。
さらに、追い打ちをかけたのが国民総芸能人化。
税金対策にみんな芸能人になっちゃった。
あわててチョー難関な「芸能人免許制度」とか作ったけど時すでに遅く、やつれ顔の官僚達は「芸能人からも税金徴収しましょうよ」と言い出す始末。
で、1年後にあえなく芸能人も税金を払うことに法律改正しました。
結局、「今までどおり、みんなから税金取りますね」だって。
じゃあ、最初からそんな法律作るなっての。
かわいそうなのはせんだみつお。
みんなの税金分も働いた彼の1年間は何だったのか!!
●サイバー大国日本大作戦
インターネットにまつわるおもしろい政策をお持ちの政党も多いようだ。
サイバー大国日本はそこまでやってきている!?
民主党
「通信費を水道代ほどに引き下げ、IT革命を推進する」
自由党
「国民ひとりひとりにモバイル通信端末を配布し、ショッピングから振込や住民票などの書類の申込みが出来るようにする」
自民党
「郵便局ネットワークを活用した地域社会改革を推進します。インターネット活用の環境を整備します」
公明党
「通信費をアメリカ並の定額料金制にしたり、ホームページや電子メールを通して世界のどこからでも家にいながら学べる「ネット学校・大学」の設立を支援する」
ボクとしては小沢チャンがどんなモバイル端末くれるのか興味ある。(Linux?)端末の技術革新はめざましいから2年ごとに最新鋭端末にしてくれないとイヤだ。だいたい、どこのメーカーが作るんだ?すでに接待トーナメントは始まっていたりして。
神崎チャンの考えているネット学校ってのもイマドキでコワイ感じがする。ネット大学というだけなら既存の通信大学と変わりなさそうだから、きっとネット小学校っていうのも考えているのだろう。チャットでホームルームするのかな?通信簿もメールで送ったりして情報の漏洩とか怖そう。大体、国内の整備でもままならないであろうこの政策を、いきなり「世界のどこからでも」って言っちゃうあたりが初心者らしく、初々しくて困る。
あと、自民党の雇用対策として「IT企業で雇用してもらえるようにする」というのも見逃せない。パソコンが出来ないからリストラされたお父さん達をこれ以上いじめないでください。こないだ初めて電子メールにも挑戦したばかりの「ネット初心者」である森チャンをボクなら雇わない。
電話回線が国のものだったのは過去の話。
政治のチカラで「水道代まで引き下げる」と言っちゃって民営化したのは忘れちゃったんだろうか。
サイバー大国日本はそこまでやってきて...
|