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ヨタばなし★スターメンバー バックナンバー:vol.04

●日本語がおかしい?

最近、僕が読んだ本はいずれも「言葉」に関するものばかりだ。
別にきれいな日本語がしゃべれるように(書けるように)というわけでもないのだけどね。(そんなのはこの文章読んでりゃわかるか)

たとえば、方言。北国の方言は寒い冬に口をあまり動かさずに済むようにどんどん短い単語を使うようになったらしいし、エスキモーの言葉には「雪」という意味の言葉が数10種類もあるという。

中高生を中心にした言葉の乱れを取り上げるテレビ番組が多いが、どれも単に笑いのネタにするだけであってどうして言葉が変化してきたのか?ということには触れないことが多い。原宿で使われている言葉と池袋で使われている言葉は全く同一なのか?ジャンクフード店にいる10代が使う言葉と深夜のファミレスにたむろする10代が使う言葉は?実は微妙なアクセントが異なるかもしれない。そしてその理由は?
ひょっとしたらものすごい理由がみつかったりするかもしれない。
若者の言葉が乱れているというのなら某国営放送局あたりにしっかりとした裏付け調査をしてほしいものだ。

ところで、「乱れた日本語」は本当に乱れているのだろうか?
「食べれる」とかの「ら」抜き表現が、最初僕は大嫌いだったし、今でもうまく使えない。でも「食べれる」っていうのは、「食べることができる」を短くしたようなものだから、考えてみれば非常に効率的なのだ。
「僕、ピーマン食べれる」・・・ほら、以外とわかりやすい。
これを、「ら」抜きは良くないなどと言って、「食べられる」にすると、僕はピーマンに食い殺されるかもしれない、ちょっと危険な感じになってくる。
この勘違いを防ぐためには「僕、ピーマンを食べられる」が正解なんだろうが、やっぱりなんか変な感じなのは僕だけだろうか?
「僕、ピーマンが食べられる」も「僕」か「ピーマン」のどちらかもしくは両方が誰に食い殺されるんだかわかんない文章だし。
「を」も「が」もやめて「は」にしちゃうとピーマン以外のものは食えなくなるし。

僕は言語学者じゃないから詳しいことは知らないが、心配することないんじゃないかと思う。言葉は生きているし、生きているモノは進化するんだから。

「ガングロ」とかの省略した言葉を聞いて「乱れている」というオトナがいるが、あれは流行言葉にすぎない。そもそも日焼けブームが終わろうとしているのだからみんなが白くなればなくなる言葉である。コギャル同士で会話が通じればそれでいいのだ。誰も困らない。オトナにとって宇宙語だろうが知ったこっちゃないのである。それを真剣に議論しようと思うほうがどうかしている。
僕に言わせりゃお父さんたちの「ノミュニケーション」のほうがはるかにアヤシイ。

1999/09/19

日刊ヨタばなし★スターメンバー




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